人気ナンバーワン学資保険が保険料引き上げ!

今回の記事のPOINT!
学資保険の保険料アップはまだ一部。だからこそ、いまできることをしよう

マイナス金利のせいで学資保険が値上げか…

子どもの教育費を貯めていこう!とがんばろうと思っているあなたには、ちょっとショッキングなニュースです…。

郵便局を運営している日本郵政の保険会社『かんぽ生命保険』が学資保険の保険料引き上げに踏み切りました。

なぜかというと、2016年2月のマイナス金利政策が、保険会社が苦しい状態になってきているためです。

引き上げ時期は4月です。

「えっ!保険料引き上げってことはどうしたらいいの!?」

と心配なあなたもこちらをチェック!この先、すべての学資保険が値上げになってしまうのでしょうか…。

かんぽ生命の学資保険は高くなるのはどんな条件?

かんぽ生命の学資保険
かんぽ生命の学資保険、どんな保険料アップなのか、解説していきますね。

保険料引き上げの対象になっているのは、まとめて払う場合。10年分の保険料を一括で支払う場合、保険料0.21%引き上げるとしているようです。

そのため、学資保険全体でお得が下がっているわけではありません。その点は安心してくださいね。

しかし、学資保険の返戻率をなるべく上げるために、一括で払い込もうと考えている人は多いもの。もしあなたも同じように考えているなら、早めに加入するか、べつの学資保険を検討する方がいいかもしれません。

同じく返戻率をアップできる『短期払い』への影響はないようですが、今後どうなるかまだ分かりません。動向が注目されますね。

かんぽ生命ってどんな保険会社?

かんぽ生命は、あの郵便局を運営している『日本郵政グループ』の保険会社。

みんなが知っている郵便局の保険会社なら経営も盤石で安心!ということが、加入の決め手になっているようです。

かんぽ生命の学資保険について

12年の短期払いの返戻率が2014年に改善されましたが、17年間の払込ではガクンと下がってしまうのが特徴です。

この点、ソニー生命保険、日本生命の学資保険は、18年間の払込でも、そこそこの返戻率を作れます。あなたの要望にあうプランをつくって加入するのが間違いありませんよ。

そんなかんぽ生命が、マイナス金利の影響を受けていち早く値上げに踏み切りました。かんぽ生命は、ほかの保険もまとめ払いの条件で保険料の引き上げ、配当金利の引き下げをしています。

ほかの学資保険もみんな値上げになってしまう?

学資保険をの値上げ
あなたが心配しているところは、やはりここではないでしょうか。

いまのところ、学資保険への影響はまだないようです。

保険で影響が出ているのは、『一時払いの終身保険』です。保険料を一括で全額払うお得な『一時払い』で、一生涯を保障する『終身保険』ですから、保険会社としてはお金の運営が大変になるんですね。

 
今現在は『第一フロンティア生命保険』という保険会社が、この保険の一部の販売を停止しました。

同じく、富国生命保険も、『一時払いの終身保険』の一部を販売停止する方針です。明治安田生命保険も、一時払い終身保険を抑制していく方向だと伝えられています。

この2つの保険会社は、どちらも人気の学資保険を持っている保険会社です。となれば、今後、学資保険も心配になってきますね。

なぜなら、学資保険にも『一時払い』という払込方法があるからです。一時払いなら返戻率が110%どころか、120%にもなるものもあります。

たとえば、300万円の積立設定で返戻率120%なら、+50万円ということになります。

受け取り総額 300万円÷総額払込保険料 250万円=返戻率換算 120%

あなたとしても、どうせ貯蓄するならいい条件で貯めたいと思いませんか?いい学資保険を選ぶには、この返戻率で選ぶというのが1つの方法なんです。返戻率が低い(105%以下)と、貯蓄性がないということになります。

マイナス金利はまだ長引く恐れもあります。いまは大丈夫でも、あるとき突然保険料アップ(=返戻率引き下げ)ということは、十分ありえるのが怖いところですね…。

いまあなたにできることは?

マイナス金利の影響、これは止められません。

とはいえ、中には「どうしようかな~いつしようかな~」となかなか踏ん切りがつかない人もたくさんいるでしょう。もしかしたら、あなたもそうではないでしょうか?

たしかに、これから長い期間にわたって考える貯蓄ですから、そうかんたんに決められませんよね。なんとなく悩んで、それでいてはっきりとした答えがでないということもあると思います。

それならとりあえずは、子育てに必要なお金がいくらなのか、試算してみるのはいかがでしょうか?

ファイナンシャルプランナーなら必要なお金に詳しく、いろんな相談ができます。なにより、プロのアドバイスを受けられるという安心感は、比べ物になりませんよ。

まずはこれからの生活費、節約、貯金と学費について、一度相談してみましょう!ファイナンシャルプランナーは、保険ショップなどにいます。

 
ファイナンシャルプランナーに相談できる保険ショップ、保険相談について特集してみました。学資保険の相談の参考にしてみてください。

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