学資保険の加入年齢制限~返戻率の影響とその対策

今回の記事のPOINT!
学資保険、遅く入るとこんなに損が!でも分からない場合はどうしたらいい?

学資保険

学資保険は保険の中でもお得が大きい貯蓄型の保険ですが、気をつけないといけないこともあります。それが、年齢制限です。

あなたのお子さんは、いま何歳ですか?ある年齢を超えると、学資保険は加入できなくなってしまいます。また、生命保険と同じく、年齢で貯蓄率は変わってきます。

でも、あなたはあなたはこう思っているかもしれませんね。
「うーん、生まれたばかりだし、まだいいかな~」
「何歳に加入したほうがいいかな、なかなか踏ん切りがつかないぞ」

では、小学校に入ってからだと学資保険はどうなるのか…。
早く入った方がいいの?それともまだ待つべき?

気になるあなたはこちらをチェック!

もくじ

有利なのはどっち?早く入るのと遅く入るの

学資保険は早く入るとどのくらいお得になるのか
各社の学資保険の年齢制限を調べてみると、対象年齢6歳までの商品が多いようです。

6歳を超えると、加入できる学資保険も少なくなります。小学校に上がる前に加入を考えましょう。

遅いとお得率はどのくらい変わってしまう?学資保険の返戻率を比較してみよう

生命保険は若いうちに加入するほうが保険料が安いのと同じように、学資保険も早い時期に加入したほうが貯蓄率が高いことは間違いありません。

遅い時期に加入すれば、貯蓄率が下がるだけでなく、同じお金を貯めるのに、毎月の保険料も高くなってきます。

では、ここで、かんたんに比較をしてみましょう。今回は、アフラック(アメリカンファミリー生命)の『夢みるこどもの学資保険』で試算してみました。

条件

  • 加入者:夫30歳
  • 被保険者:こども0歳 をベースに試算
  • アフラック 夢みるこどもの学資保険
  • 2016年2月現在の返戻率で計算
加入時期総受取額設定払込期間毎月の保険料返戻率
0歳時加入
300万円
18年間1万3190円105.2%
7歳時加入11年間2万2500円101.0%
学資保険の保険料と返戻率を比較

30歳で出産した場合に、こどもが0歳のときに加入するのか、7歳のときに加入するのかで比較してみました。

どちらも、”18歳のときに300万円を積み立てる”という同じ条件で比較しています(受け取り時期や金額は、FPとよく相談してから決めてください)。

0歳に加入すれば、18歳になるまで18年間積み立て続けるということになります。しかし、7歳のときに加入すれば、18歳になるまで11年間の積み立て。期間が短縮される分、毎月の保険料は当然高くなってしまいます。

表から抜粋すると…

0歳時加入
期間18年間、毎月1万3190円
7歳時加入
期間11年間、毎月2万2500円

しかし、返戻率をみてみると、0歳時加入は105.2%に対して、7歳時加入だと101.0%。返戻率は、お得率を直接表す数字です。これだけ下がると、お得率は大きく下がってしまうということ。7歳時加入は、条件が悪いということです。これでは貯蓄として、あまり意味がないということになるでしょう。

表から抜粋、補足すると…

0歳時加入
返戻率105.2%、差額約15万960円
7歳時加入
返戻率101.0%、差額約3万円

7年間遅く加入するだけで、12万円の損…。

これではあまりにももったいないでしょう。学資保険は早く入るべきです!

マイナス金利政策で貯蓄型保険に影響がでています!

2016年2月に行われた、『日銀のマイナス金利政策』で、保険会社各社の貯蓄型保険の販売停止が検討されています。いまのところ学資保険に影響はなさそうですが、今後どうなるか分かりません。

とはいえ、あなたも不安ですよね。まずは突然販売停止ということになるまえに、早めにFPに相談をしておくのが得策といえるでしょう。

早めに入れと言われても…どの学資保険がいいか迷ったらどうする?

お得な学資保険はプロに相談を
「うわっ、早く入らないとマズイかもしれない!でもなにがいいんだ…」

あなたもきっと悩んでしまうと思います。もし、いま妊娠中なら、早めに保険ショップやFP相談を活用してみることをおすすめします。

なぜ妊娠中なのかというと、生まれてからだといろいろと忙しくなり、外出や準備も忙しくなってしまうからです。

妊娠中に学資保険に加入することは、ほかにもメリットがあります。

参考:出生前加入のメリット

そうは言っても、あなたもすぐには決めきれないと思います。加入は出産後でも問題ありません。まずはどうするかを早く決めておいた方が、あれこれ悩むよりも得策ではないかと思います。あなたはどう思いますか?

もしあなたができれば早めに決めておきたいと思うなら、専門家に相談してみるのがベストです。保険ショップなら、いろんな保険商品を一気に比較してもらえるので、一番オトクな保険が分かりやすいのが特徴です。

他の保険の見直しにも便利なので、とくに子持ち家族の申込者が続々と増えています!やっぱり、分からないことをなんでも相談できる安心感といったらないでしょう。

子どもが小さくて外出はむずかしいんだけど…とお悩みなら、自宅まできてくれるサービスを利用してみてください。こんなに便利なサービス、使わない手はないですよ!

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