学資保険をお得にするテクニック?払込期間は短くするべき?

学資保険の返戻率をアップしてお得にする方法
学資保険をお得にする方法があるんだって?
一気に払い込むとお得になるらしいけど…
でも毎回の保険料が高くなると払えるか心配…

学資保険には、返戻率をアップさせるためのテクニックがあります。その1つが、「払込期間を変える」ことです。

払込期間を短くすると、お得になるんですね。

18・17歳払済タイプ
普通の学資保険の払込タイプ。払込が終わるまで、17(18)年間かかる
10歳払済タイプ
子どもが10歳のときに払い終えるタイプ。小学生のときに払い終えるので、その後がラク。返戻率が上がる
5歳払済タイプ
子どもが5歳のときに払い終えるタイプ。小学校に上がる前に払い終えるので、その後がとってもラク。返戻率がかなり上がる

一見よくみえるこのテクニック、デメリットはないのでしょうか?

もくじ

ムリをすると行き詰まります・・・まずはしっかりと計算を

払込期間を短くすると返戻率(戻り率とも言われる)が上がってお得になるのが学資保険など、貯蓄保険の特徴です。

返戻率を上げるテクニック:払済期間を早くすると返戻率アップ

なるべくお得にするために、払込期間を短くすることは効果的といえますね。そのかわり、毎月や毎年の保険料がグンと上がります。ここが問題。

返戻率にどのくらい影響してくるの?

実際に日本生命保険の学資保険『ニッセイ学資保険』の例でみてみましょう。

210万円設定の場合、払込期間17年で「毎月の保険料は9625円」です。払込期間を5年と短くすると、「毎月の保険料は2万9701円」になります。払込期間を1/3にする分、保険料も3倍ちかくになるということなんですね。

日本生命『ニッセイ学資保険』(受け取り210万円の場合)備考
期間17年の毎月の保険料(返戻率)9625円(106.9%)
期間5年の毎月の保険料(返戻率)2万9701円(112.2%)上記との差額=18万1440円

保険料が高いとはいえ、子どもが5歳になったら払込は終了。あとは子どもが17歳になるまで、かなり気が楽になります。

保険料が3倍になる分、返戻率も上がっています。返戻率的には106.9%→112.2%と、5.3ポイントのみの上昇となりますが、金額的には、18万1440円の違いになります。

つまり、「5年の方が、18万1440円お得になる」ということです。差が大きく、あなたも迷ってしまうかもしれません。

ただし、これだけお得だとはいえ、ムリして短くすることは、必ずしも得策とは言えません。

払込期間を短くした場合のデメリット

銀行預金の場合、お金を預けても、自由に引き出すことができます。定期預金の場合でも、一部を解約して使うことが可能。こういうことを、「流動性が高い」といいます。

ただし、学資保険はそう簡単ではありません。払い込んだ分は自由に引き出して使うことができず、払い込んだ分を返してほしいと思ったら、解約するしかありません。「自由に引き出しができない」ことを、「流動性が低い」とといます。

とくに学資保険は18~22年間、長期間ずっと積み立て続けるものになります。この間、何が起こるか分からないのも不安のたねの1つです。

保険料を払い込んでいけるかどうか、計算しておきましょう

いまの給料に対して、保険料を払っていけるかどうか、計算をしておくことが大切です。

とはいえ、今は子どもが小さくても、年とともに必要なお金が増えます。今後それらを加味して計算するためにも、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのはいかがでしょうか。

保険のほか、家計の専門家として活躍している人たちです。

相談サービス、くわしくはこちら!

払い込んだ分は戻ってきません。一気に払ったら免除特約は…

学資保険のいいところは、払込免除特約がついていること。

たとえば契約者(パパ、またはママ)が亡くなってしまった場合、それ以降の払込が免除になるという保障になっています。

「それ以降の払込」が対象ですから、払込済みの分は戻ってきません。短期間で一気に払い込んだ場合、もったいないことになってしまいます。

もし短期間で一気に払い込む場合には、加入前に「特約を外せないか」聞いてみてください。その分返戻率をアップすることもできるかも。

学資保険を急がずに、低解約返戻利金終身保険や国債という手も

学費を積み立てるのに人気が高い学資保険ですが、学費を積立するのに、学資保険だけと決めつける必要はありません。

最近話題なのが、『低解約返戻金型終身保険』です。

低解約返戻金型終身保険は、学資保険と同等の戻り率を持ちながら、満期時期などを自由に決められるというメリットがあります。

学資保険にはある、祝い金というシステムはありません。

契約者が死亡してしまった場合は、死亡保険金として支払いがあります。

保険以外でよく話題になるのが『個人向け国債』です。

個人向け国債は、国にお金を貸すことで、利子を得る方法。

基本的に元本保証で、リスクが少ないのがメリット。

その代わり保障や特約はありません。

本当に学資保険がいいの?そう思ったら

「子どものためにお金を貯めていきたいけど、本当に学資保険がいいんだろうか?」

そう思ったら、ファイナンシャル・プランナー(FP)に相談してみるのがいいですよ。

それぞれのメリットやデメリットを紹介してもらって、いまの給料に適した方法を教えてもらえるかもしれません。

※保険ショップでは基本的に保険のオススメになります。相談はちゃんとしたプロがオススメ!

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